マウリシオと作品

マウリシオ・デ・ソウザのプロフィールやマウリシオの代表作についてご紹介します。

作家プロフィール

マウリシオ・デ・ソウザ

ブラジルに愛される漫画家、マウリシオ・デ・ソウザ

1935年サンパウロ生まれ。ブラジルの国民的マンガ家。1960年Mauricio de Sousa Productionsを設立。現在、同社最高経営責任者。
代表著作物は「Monica And Friends」(モニカ&フレンズ)、「Horacio」(オラシオ)など多数。作品は5世代に渡り親しまれ、いまなお多くの人から愛され続けている。「モニカ&フレンズ」で文字を覚えたブラジル人も多く、識字力向上に貢献したとして、UNESCOより2022年10月に表彰されている。
日本との親交も厚く、マンガ家・手塚治虫との交流は有名。2013年日伯文化交流の功績が称えられ、日本の内閣府より「旭日小綬章」を受章。
2015年にはモニカ&フレンズのテーマパークを開園。
近年では、新たなスタイルの動画コンテンツ世界配信、初めての作品実写映画化、自身の半生のTVドラマ化などが話題になっている。


マウリシオの代表作

リモエイロという街を舞台として、賢くてリーダーシップのある 女の子「モニカ」とその仲間たちの日常の出来事を描いた作品。 1960年代にブラジルの新聞での連載が、1999年にはブラジルでアニメ放送が開始されました。 物語の中では子ども時代を楽しく過ごす様子が描かれ、 大人には懐かしい思い出と共に心をほっこりさせ、 子どもには友達や家族の大切さ、周りの人への尊敬など、 成長する過程で大切な要素を伝えています。
モニカはキャラクターとして、初めてユニセフ大使として任命されています。その他にもブラジル観光大使や文化大使も務めました。2020年東京オリンピックではブラジル・オリンピック委員会の公式キャラクターに任命されました。

モニカ&フレンズ作品紹介ページ

モニカ トイ

ブラジルの国民的人気アニメ「モニカ&フレンズ」がチビキャラになった30秒のショートアニメーションです。 予想外の展開、大きなアクション、コミカルな動きがユーモアに溢れ笑いを誘う作品です。ユニークな効果音やBGMで構成されるノンバーバル・コミュニケーション(非言語的)手法で作成されています。無声アニメなので言語の壁を越えて世界中の人が楽しむことができる作品です。

モニカ トイ作品紹介ページ

モニカティーン

「モニカ&フレンズ」の登場人物たちがティーンの年代になった世界を描く、アメコミタッチの作品です。 読者の成長に合わせて開発され、子どもの頃にモニカに親しんだ読者に好評な作品です。 キャラクターの成長に合わせて、恋や学校生活など、思春期ならではの心の動きも繊細に描かれています。

モニカティーン作品紹介ページ

オラシオ

ジュラ紀の地球を舞台に、産み捨てられた卵から生まれたティラノザウルスの子「オラシオ」が母親探しの旅を通して、たくさんの恐竜の仲間と触れ合いながら成長する物語です。人生や自分を取り巻く世界に興味津々なオラシオは常に物事を哲学的に捉え、問いかけ、その答えを探求しています。子どもはもちろん、大人もそれぞれの視点から深く読み込める作品です。

オラシオ作品紹介ページ